Case Study組織の壁:打ち手は見えても、実行が回らない
目標数字も KPI も未定のまま、マーケティングと営業を一から組む段階だった
大手家電メーカー:新規事業のマーケティングと営業の立ち上げ
相談時
予算・目標数字・KPI は、どれも未設定だった
本当の課題
マーケティングから営業へつなぐ決まりがない
THO がしたこと
インサイドセールスの型づくりへ
変化
商談の数が月平均で約 6 倍に
この事例の要点
支援先
大手家電メーカー
新規事業のマーケティングと営業の立ち上げ
変化
商談の数が、月平均で約 6 倍になった(同社に引き継いだ後も)
最も多い月で約 9 倍
商談の数(支援の前の月を基準とした倍率):支援の前の月を基準、引き継ぎ後の月平均 約6倍
お客様型を引き継いで運用
THO
- 支援初期リード獲得と MA・SFA から
- 支援中盤流れを 1 枚に描き直す
- 支援中盤:営業の型を整え、同社へ引き継ぐ
見立て
「デジタルを軸に、リードを集める基盤を作る」ではなく
デモが前提の市場なのに、マーケティングから営業へつなぐ決まりがない
支援の範囲
- 見立てる(この事例でお任せいただいた範囲)
- 動かす(この事例でお任せいただいた範囲)
- 繋ぐ(この事例でお任せいただいた範囲)
- 育てる
相談時の状態
支援の前
強み
- 大手家電メーカーのブランド
- 対象の業界で、高いシェア
止まっていたこと
- 予算・目標・KPI が未設定
- 売上につなぐ型がない
大手家電メーカーのブランドと、対象の業界での高いシェアを強みに持つ新しい事業でした。
一方で、予算・目標数字・KPI はどれも未設定で、依頼は「デジタルを軸に、マーケティングの基盤と今後の施策を整えること」でした。ブランドの強さはあっても、誰に・どの順で・どう引き渡して売上までつなぐかという型が、まだありませんでした。
見立て
支援初期
売上が止まる 6 つの壁
入口
見つけてもらえない
訴求
見つかっても、選んでもらえない
CV
検討されても、買ってもらえない
LTV
買われても、続いてもらえない
推奨
満足されても、広がらない
組織
打ち手は見えても、実行が回らない(この事例で止まっていた壁)
根拠 1類似サービス 4 社とも、導入前にデモを実施
根拠 2引き渡しの基準とリードの段階が未定義
ご相談の時点の課題
「デジタルを軸に、リードを集める基盤を作る」ではなく、
本当の課題(THO の見立て)
デモが前提の市場なのに、マーケティングから営業へつなぐ決まりがない。
根拠 1
類似サービス 4 社は、どこも導入までにデモンストレーションを行っていた。
根拠 2
マーケティングからインサイドセールス、営業への引き渡しの基準も、リードの段階の定義もなかった。
THO の役割
支援初期
THO が調査と設計を、THO M&S が実行と制作を担った
THO Revenue Blueprint™ の 6 つのステップ
- 01 Fact
事業理解(担ったステップ)
- 02 Insight
構造分析(担ったステップ)
- 03 Who
顧客理解(担ったステップ)
- 04 How
設計図(担ったステップ)
- 05 Number
数値接続(担ったステップ)
- 06 Team
実行体制(担ったステップ)(この事例の中心になったステップ)
体制
THO M&S
MA・SFA、営業の型づくり、広告運用、事例と資料の制作
お客様
引き継ぎ後のインサイドセールスの運用
THO がしたこと
01・03 周辺の 10 サービスの比較と、類似サービス 4 社の導入の流れを調べました。そのうえで、業界・企業と役職(経営者・管理部門・現場の担当者)を掛け合わせて、狙う相手を分けました。
02・04 強み・弱み・機会・脅威を整理し、業界・企業規模・役職ごとにマーケティングと営業の動きを組み合わせる方針を立てました。2 年目には、導入後までの流れを 1 枚に描き直しました。
05 売上目標から逆算する KPI の組み方と、リードの段階の定義・引き渡しの条件を示しました。その定義を使って、マーケティングオートメーション(MA)・営業支援システム(SFA)でリードを管理する運用を始めました。
06 インサイドセールスのトーク・クロージング・振り返りの型と、週次・月次の実績報告を、グループ会社 THO M&S とともに整え、同社のチームの運用へ引き継ぎました。
体制(会社・担当・したこと)
The Hill Office/戦略・診断の担当:調査、顧客理解、設計図、KPI の組み方と段階の定義
グループ会社 THO M&S/実行・制作の担当:MA・SFA の導入とインサイドセールスの型づくり、広告の運用、事例と資料の制作
お客様/マーケティング・インサイドセールス・営業の各担当:型を引き継いだ後のインサイドセールスの運用を担う
THO からの提供物
- 周辺の 10 サービスの比較と、類似サービス 4 社の導入の流れ
- 導入後までの流れを描いた 1 枚
- 売上目標から逆算する KPI の組み方と、リードの段階の定義・引き渡しの条件
- インサイドセールスの型(トーク・クロージング・振り返り)と、週次・月次の実績報告
途中の判断
支援中盤
Before:当初の進め方
リード獲得と MA・SFA の基盤づくりから
After:途中で変えた進め方
インサイドセールスの型づくりへ
当初の進め方
戦略・広告・データ・制作の 4 つの領域で支える体制で入り、Web 広告によるリード獲得と、MA・SFA の基盤づくりから始めました。
途中で変えた進め方
見込み客の流入経路が分かれ、営業へ引き渡す基準もなく、どこで止まるかを追えない状態でした。2 年目に THO はこの課題を重視し、導入後までの流れを 1 枚に描き直しました。当初の体制にはなかったインサイドセールスの型も整え、同社のチームへ引き継ぎました。
変化
直近の記録
商談の数が、月平均で約 6 倍になった(同社に引き継いだ後も)
最も多い月で約 9 倍
- 定義
- 主力の領域の月間商談設定数(インサイドセールス・THO 集計)
- 基準
- 支援開始の前の月
変化への関わり
THO が担った
営業の型づくりと実績確認(THO M&S とともに)
切り分けていない
同社の営業体制の整備との相乗効果
定義
主力の領域で、インサイドセールスが 1 か月に設定した商談の件数(THO のチームが集計した運用データ)。「最も多い月」は、支援期間中で最も多かった月。約 6 倍は、型を同社のチームに引き継いだ後の月平均
変化への関わり
インサイドセールスの型づくり(トーク・クロージング・振り返り)と、週次・月次の実績の確認を、グループ会社 THO M&S とともに支援しました。同社の営業体制の整備との相乗効果による変化で、THO の寄与だけを切り分けてはいません。型を引き継いだ後の同社のチームの運用でも、月平均で基準の約 6 倍を保っています(直近の記録)。
次のテーマ
直近の記録
主力とは別の領域で、受注につながる顧客像の絞り込み(直近の記録)
問い合わせはあっても電話での要件確認の段階で止まり、営業への引き渡しが伸びにくい状態です。事業の採算から逆算した目標値と、受注件数・売上への紐づけ、失注・休眠したリードを育て直す仕組みも未整備のまま残っています。
Scope
この事例でお任せいただいた範囲
- 1:見立てる(この事例でお任せいただいた範囲)
- 2:動かす(この事例でお任せいただいた範囲)
- 3:繋ぐ(この事例でお任せいただいた範囲)
- 4:育てる
ご契約後の支援は、見立て(診断)から始めます。数字と根拠で課題を言い直し、合意した範囲の設計・実行につなげます。
次の社内検討で、
何を確かめますか。
支援を検討するときの論点を、社内で共有するところから。
- いま、どこに課題があるか。
- 自社で進めることは何か。
- 外部の支援が必要なのは、どこか。